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じつはイラク戦争のための「テロ特措法」

アフガニスタンの山村を攻撃するのがどうして「テロとの戦い」になるのかサッパリわからないし、その軍事行動支援(インド洋上での他国軍艦への給油活動)を海上自衛隊がやっていいのか、という根本の問題がある。
しかし、ここではそのことすら遥かに超えて、アフガンではなくイラク戦争へ赴く英米艦船へそのほとんどが補給されていることが暴露されている。いや、米軍当局は堂々と日本自衛隊に感謝しているので、「暴露」されているのは日本政府の立場に立ってのことだが。



自衛隊の資料によっても、インド洋上で海自の補給艦は米英の補給艦に給油している。補給艦から補給艦へだ。「どうぞあとはご自由にお使いください」とタダ配りしているのだ。
防衛省の発表では米軍艦船への補給は38万キロリットルであり、米第5艦隊の発表(ホームページ)では「イラクの自由」作戦への日本の貢献は30万キロリットルだという。つまりテロ特措法に基づくアメリカへの給油の8割以上がイラク戦争のために使われていることになる。

イラク南部を空襲した空母キティーホーク(母港は横須賀)にも給油したという。

このあとどんな議論をしたのか、しなかったのか知りたいところだ。
「それは事実ではない」という論駁があるとしたら、それでは誰かが嘘をついているのか、それとも無責任な誤認発表をしているのか、と問わねばなるまい。これはテロ特措法延長をめぐる議論では曖昧にしてはならない。


これは昨年8月に舞鶴へ行ったときに偶然目にしたもの。「あっ、イージス艦だ」と気がついて撮った写真ですが、「175」と読める舷側の番号を手がかりに調べたらどうやら「みょうこう」らしいです。母港は舞鶴だというからそこに居たのは当然ですね^^;)

あ〜、こんなことしてたら「情報保全隊」にマークされるな(笑)

(追記)
「低気温のエクスタシーbyはなゆー」さんで、江田議員発言の情報源について詳細な紹介をしている。これは読んだほうがよい。朝生ではこの給油事実をめぐる反論はなく、常連パネリストである森本敏氏(拓殖大学海外事情研究所所長)は、この事実を関係者から聞いて知っていたにもかかわらず司会の田原氏に問い質されるまで隠していたようだ。アフガン・イラク戦争をめぐる討論を散々重ねてきていながら、この事実を伏せてきた森本氏の態度はまさに視聴者を愚弄するものである。

しかし、もっと重大なのは政府が国民を騙してきたことだ。この明らかに法(テロ特措法)の目的を逸脱して補給活動をしてきた事実を、政府が国民に隠してきたことだ。
私たちはそこまで政府から愚弄されていていいのか?
これは途方もない重大なスキャンダルである。


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at 11:03, 主義者Y, 日米安保

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ブログ「旗旗」, 2007/09/03 9:57 AM

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