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ホロコースト関連のメモ

「エルサレムのホロコースト記念館に新館完成」(読売新聞3月16日

シャロン首相のスピーチ、「イスラエルの国家こそ、二度とホロコーストが起きないことを保証してくれる場所だ」
・・・もしもユダヤ人の主権国家が当時存在していたら、ホロコーストの諸相は違っていたとは思う。しかし、パレスチナ・アラブ人の犠牲のうえに成り立つ「安全」は間違っている。「ヤドヴァシェム」(ホロコースト記念館)自体、誰の村をつぶして建設された場所なのか。

↓今現在読んでいる本
ワルシャワ通信―日本人学校教師のポーランド体験
ワルシャワ通信―日本人学校教師のポーランド体験
梶原 衛, 渡辺 克義

こちらには各地の強制収容所への訪問記がのっている。
アウシュヴィッツやマイダネクなど、当時の施設が残っていたり博物館として整備されているところは「地球の歩き方」などのガイドブックにも掲載されていて、アクセスしやすく多くの人が訪れている。他にもいくつか、何十万もの人々が殺されている絶滅収容所もあるのだが、こちらは交通の便の悪い場所が多く、わずかの人しか訪れていない。
この本の著者は、そうした場所にも丹念に足を運んでいる。
マイダネク絶滅収容所
パヴァク刑務所(ワルシャワ市内)
トレブリンカ絶滅収容所
ベウジェツ絶滅収容所
ヘウムノ絶滅収容所
ソビブル絶滅収容所
ベステルボルク収容所(オランダ)
プワショフ収容所(『シンドラーのリスト』の舞台になった収容所)
イェドヴァブネ村(ポーランド人がユダヤ人を虐殺した事件の場所)
グロス=ローゼン収容所
シュトゥトホフ収容所
アウシュヴィッツ・ビルケナウ
杉原千畝の領事館跡(リトアニア)
カウナス第九要塞(リトアニア)

これだけの(!)場所について、日本語で読める訪問記を見たのははじめてだ。ワルシャワ・ゲットーの痕跡など、微塵もなくなっていたとばかり私は思いこんでいたのだが、一部「壁」が残っている場所もあるらしい。
プワショフ収容所長だったアーモン・ゲートの家らしき建物まで探し当てた著者の熱意には頭が下がる。
私もいずれ訪問してみたい場所だらけなので、大いに参考になる。


(シンドラーの工場正門。現在は他の電機メーカー?が入っていたようだ:ポーランド・クラコフにて)


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comment
まきたん, 2007/03/31 6:43 AM

初めてお邪魔します。私は滋賀県在住の主婦です。拝見して大変驚きました。早速購入したいと思います。遅ればせながらちょうど昨日からシンドラーやゲートが出てくる本を読んでいるんです。 どうもありがとうございます。

主義者Y, 2007/04/01 11:57 AM

まきたんさま はじめまして
最近サボりがちな当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。2年も前に書いたエントリーに、こうしてコメントいただけるのも嬉しいものです。
機会がありましたら映画「ショアー」や、プリモ・レーヴィなどの本もご覧になるとよろしいと思います。










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