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「第五福竜丸」

評価:
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角川書店
¥ 3,480
(2001-07-10)

レンタルで観てみました。
むかし、これを学校で見ていた自分は眠っていたのか(苦笑)
それほど観終わったあと、怒りと悲しみの感情が渦巻きました。

「ストロンチウム90なんて、やっかいなものが身体の中に入っちゃあ、しょうがないね」
久保山愛吉さんを演じる宇野重吉がベッドのなかでつぶやきます。
たまらないです。

展示館で買った大石又七氏の本をいま読んでいるのですが、第五福竜丸の乗組員だった同氏もこの作品は事実経過に即してよく描いていると評しているようです。新藤兼人監督は丹念なインタビューを重ねてこの作品を撮ったのでした。

加害者の傲慢と無神経さ。そして50年代の日本が見えます。
久保山さんの遺骨を抱えて焼津に戻る妻(乙羽信子)と娘たちに、次々頭を下げて悼む人々が描かれるシーンが印象的でした。なぜそこまで執拗に弔意を示す人々を表現したのか・・・

年表的な知識ではこのあと、杉並区の女性たちが始める原水爆反対の署名運動が爆発的に広がっていきますが、そこにつながっていくんじゃないか、と想像しました。

思い起こさねばならない歴史です。私自身50年代というのは生まれる前でもあるし、敗戦と60年安保の間という、俯瞰した歴史としてもなかなかイメージが掴みきれない時代です。そして私に限らず、多くの人が忘れかけている時代ではないでしょうか。

また、脱原発をめざす人ならば観なければいけない作品、と敢えて言いましょう。はじめての原発予算がついたのが、この1954年という年なのです。核エネルギーの「平和利用」という考えは、ビキニ実験への怒りの記憶を封じ込めるという意図もあったのです。

at 21:13, 主義者Y, 原爆

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JCJ機関紙部ブログ, 2012/05/02 5:40 PM

杉並区を中心とした市民による「祝!原発ゼロ パレード」 「原発はいらない」という一点で広くゆるくつながった杉並の市民の集まり「脱原発杉並」が、「原発で生まれた電気にたよらない日」を迎えたことを祝して、杉並区高円寺でパレードを行います。 5月6日(