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ガザの虐殺を止めろ

以下転載です。長いけど最後まで読んでください。
「防衛装備移転3原則」では、このような国にも武器輸出ができるようになってしまった、ということを肝に銘じてください。
海へ放つミサイルには抗議しても、実際に人を殺すミサイルには抗議しない政府に、「それはおかしい」と言うべきではないですか。。

いまガザで何が起きているのか〜ラジ・スラーニ氏 インタビュー


*漫画=「アルジャジーラ」より
 

土井敏邦です。

ガザ在住の人権活動家ラジ・スラーニ氏に、現在のガザの状況について7月10日、スカイプでインタビューしました。多くの方に知っていただきたいガザの現実です。この記事の拡散にぜひ力を貸してください。(7月13日) 
 

子どもたちの眼に羞恥ではなく、“誇り”をみたい


―ラジ・スラーニ氏 インタビュー(7月10日)―

                    土井敏邦

(Q・今のガザの状況を教えてください)

 この新たな「戦争」は、3人のユダヤ人入植者が誘拐され殺されたことのきっかですが、

イスラエルは事件があったヨルダン川西岸のヘブロン市だけではなく、西岸全体またガザまで攻撃の対象としたのです。西岸では大量にハマスの指導者たちを逮捕し、ヘブロン市とその周辺の村々に外出禁止令を敷き、家を一軒一軒捜査し始めました。また住民の家々を急襲し、住民を脅迫し侮辱し、ハマスの指導者たちの家屋を破壊しました。さらに以前ガザで誘拐されたイスラエル兵(シャリート)との捕虜交換で釈放された元政治犯のパレスチナ人を再び逮捕しました。その数は数百人に及びます。イスラエル軍はパレスチナ自治政府の治安警察も無視して、少しでも不審だと思ったら、たとえ自治政府の人間でも射殺します。彼らはフリーハンドなのです。

 3人のイスラエル人少年の誘拐・殺害後はイスラエルの中に怒りが渦巻き、パレスチナ人少年が犠牲になりました。モハマド・アブクデール(16歳)です。それがまた西岸で怒りと暴力の新たな波を引き起こしたのです。

 また同時に、西岸の事件とはまったく関係のないガザ地区でも、イスラエルは繰り返し、ハマスの指導者たちを暗殺すると脅迫しました。それも公にです。そしてイスラエルの世論は復讐を要求したのです。

 イスラエルは10日前(6月30日)からF16やドロン(無人飛行機)、アパッチ・ヘリコプターなどによってガザの攻撃を開始しました。いわゆる「クリーンな爆撃」と彼らは言います。それはガザ南端のラファから北端のベイトハヌンまで空爆し、個々人を標的して住民を殺すことはせず、ただ住民の間に恐怖心を植えつけるというのです。そしてガザ全体には安全圏はないと感じさせるようというのです。

 しかしこの「戦争」の最初に、イスラエル軍は6人のハマス武装メンバーを殺害しました。つまりもはや「クリーン」ではないのです。ハマスはそれを受け入れることができません。イスラエルは自らの宣言を破ったのです。それでパレスチナ人側は報復しています。つまりイスラエルが挑発し、この「戦争」は始まったのです。

 それがこの「戦争」の引き金なのです。イスラエルは当初から、ハマスが反撃を開始することを望んでいました。それに応戦し降伏させようと考えていたのです。その空爆のやり方は、気が狂ったように猛烈に激しい爆撃です。ガザ全体を爆撃し、標的にした者は確実に殺害し、破壊する。イスラエルは新たな作戦を作り上げ、12時間の間に24人を殺害し、220人を負傷させました。また85軒の家を破壊しました。その作戦は、例えば私、ラジ・スラーニがハマスがイスラム聖戦のリーダーであったとすれば、私がそこにいようといまいと、私の家を爆撃するのです。F16によってです。ガザ中部のハンユニスのアブ・カワレ一家がその一例です。5人の子どもを含む7人を殺害し、28人を負傷させました。ベイトハヌンのハマッド一家も同様に、近所の男性がコーヒーを飲んでいて、傍にハマッドの妻と母親がその部屋にいました。そのとき空爆され、孫たちを含め6人が死亡したのです。

 イスラエル軍は住民、家族を破壊し抹殺しようとしています。破壊とテロです。軍事的な攻撃目標などないのです。これまで犠牲者の中にハマスやイスラム聖戦のメンバーは6人から多くても10人ほどです。他の犠牲者は一般市民で、その数は今のところ87人です。その数は時間ごとに増えています。武装組織のメンバーたちの大半が地下にもぐって表には出てきません。だからイスラエル軍は彼らの家、農園、インフラを狙って攻撃するのです。そこに人がいようがいまいが構わないのです。住民の殺戮と負傷によって、住民に恐怖を植え付けようとしています。それが、200万人が暮らすこの360平方キロの広さしかない狭いガザ地区で起こっているのです。ここは世界でも最も人口密度の高い地域です。イスラエルにはF16やアパッチ・ヘリコプターがあり武装艦船を持っています。それを用いて24時間、砲爆撃を繰り返しているのです。それだけでは満足せず、ある地域では地対地ミサイルまで用いています。誰も満足に眠ることができません。夜に動くものは、車でもモーターバイクでもすべて爆撃されます。即座に、です。夜の間、ガザをマヒ状態にしようとしています。日中でもガザでは普通の車を使うことが困難です。私は今60歳ですが、こんなことは私の人生の中で一度も経験したことがありません。

 この「戦争」、爆撃の前からガザ地区はとても特殊な状況に置かれていました。これまで2度もイスラエルの激しい攻撃にさらされ、多くの建物は再建されてはいません。また封鎖によって、ガザは経済的にも社会的にも窒息状態に置かれています。その封鎖の影響はあらゆるところに及んでいます。ハマスとファタハの連立政府が成立したばかりですが、ヨルダン川西岸から新たな政府要人がガザへ来て業務を引き継ぐこともできません。ガザ地区は非常にひどい状況下にあるのです。

 現在、イスラエル軍の地上侵攻についての噂が大きくなっています。イスラエルには大きな政治的な意見の分裂があります。ネタニヤフは気が狂っているかようです。もしイスラエル軍がガザ地区に侵攻してきたら、多くのイスラエル兵が殺されます。今は空爆によって、ガザはまさに「象が侵入した庭」のような状況です。しかしイスラエル軍がガザに侵攻したら、何千人という兵士が殺されます。一方、ガザ住民は少なくとも1万から1万5千人が殺されることが推定されます。イスラエル軍はガザに侵入すると流砂の蟻地獄のような状況になります。だからイスラエルの軍や諜報部門は侵攻を望んでいないのですが、政府が圧力を加えています。しかもまったく仲介者がいません。ハマスはエジプト政権に、「我われはあなた方と話をしたくない。あなた方はイスラエルの側に立っていて、我われはあなた方を信用しない」と言っている。そのハマスの指導層の大半は地下に隠れています。彼らが表に出てくれば、即座に暗殺されるでしょう。

 この事態は短期間では終わらず、長期化すると私は思います。とても困難で、血にまみれたものになるでしょう。何日かではなく、何週間も続きます。

 ガザの住民はまだ抵抗を支持しています。ハマスに対する不平・不満はなく、イスラエルと彼らがやっていることに対して激しい怒りを抱いています。またイスラエルを支持するアメリカやヨーロッパなどの立場と対応に怒っています。2008−2009年、また2012年のガザ攻撃で犯した罪によってもイスラエルは何の罰も受けなかったので、自分たちは免罪され、やりたいことは何でも自由に行動できると思っている、と多くのガザ住民は感じています。

 ここで起こっていることは簡単です。ここは法が支配する世界ではなく、ジャングルの掟(おきて)が支配している世界なのです。一般市民を保護する基本的で原則的な法さえ欠落しているのです。

私は今国際的な組織と接触をとっています。彼らは住民が標的にされ、多くの人が殺され、負傷していること、ガザ全体に医療品が不足していること、また病気や負傷した人が封鎖によって治療にエジプト側に出られないことをとても心配しています。

 あらゆるガザ住民が不安に震えています。まったく展望が見えないからです。イスラエルはここでは「全能」です。住民は苦しみ泣いています。それは道理にかなったことです。私は最悪の事態が起こることを恐れています。時間が経つごとに、前よりさらに事態は悪化し、今日は前日よりもひどい状態になっています。

(Q・夜は動くものが標的にされる中、救急車は動けるのですか)

 爆撃は四六時中続いています。24時間ずっとです。夜に動く物体や人は全て爆撃されます。

(Q・もし夜に負傷した場合、どうやって負傷者を病院に運ぶのですか)

 とても難しい状況です。動くのがとても困難なのです。昨夜、ハンユニスの海岸で爆撃がありました。住民はただカフェに座っていただけです。電気もなく、テレビも見られない状態でした。それに対してイスラエル軍は海上の艦船から砲撃したのです。5人が死亡し、20人が負傷しました。病院に駆け込むことができなかったからです。その1人は脚が切断され、本人がその切断された脚を抱えてジャーナリストたちに見せたのです。とても困難な状況です。まったくイスラエルはガザ住民の被害など気にかけない。女性や子どものこともまったく気にかけないのです。

(Q・薬品や食料が不足しているとのことですが、説明してください)

 ガザの保健省の大臣が昨日(7月9日)私のところに電話をしてきて、病院で必要な医薬品の種類の25%が不足しているとのことでした。さらに他の25%も明日までに底をついてしまうというのです。今朝(7月10日)までの負傷者は520人です。その負傷者のすべてに薬品や手術、縫合糸が必要です。その基本的な薬品がないのです。とても深刻な状況です。いつもなら、エジプトとの国境が開かれ、エジプトやトルコやチュニジア、フランス、英国から医薬品や医者や看護師など医療関係者たちがエジプトから入ってくるのですが、今は誰も救援に来ません。国境が封鎖されているからです。もちろんイスラエル側の境界からも入ってこれません。だから殺戮、負傷、破壊がさらに深刻なレベルとなっているのに、明日(7月11日)までに医薬品の種類の50%が底をついてしまうのです。

 ICRC(赤十字国際委員会)ガザ支部の幹部と昨日話をしましたが、2、3日の間に医薬品を搬入しようと試みていますが、それはわずかな量で、不足している薬品全てを補うものにはならないとのことでした。それさえできなければ、深刻な事態になります。

 それ以外にも、手術や透析のための電気が不足しています。またガザ全体が燃料不足の状態です。だから事態はとても複雑な状況です。これは人工的に生み出された大惨事です。

(Q・食料は?)

 今のところ、食料は大丈夫です。もちろんいい状況ではありませんが、人々はなんとかしのいでいます。ガザ地区では野菜や果物などが生産できます。しかし長期的にはわかりません。イスラエル側から物資が入ってくる検問所は今、機能していません。だからまもなくこの問題が深刻になるでしょう。ガザ住民の85%に食料を配給しているUNRWA(パレスチナ国連難民救済事業機関)は深刻な危機にあります。深刻な財政難のためであり、食料を搬入できない状態です。すぐに食料配給ができない状況に追い込まれます。しかも今はラマダン(断食月)です。

(Q・ラファとエジプト側との地下トンネルはどういう状況ですか。機能していますか。イスラエルがトンネルも爆撃していると聞いていますが) 

 全体としてトンネルは機能していません。物資の搬入は枯渇しています。この2、3日間、ガザ・エジプト間の14キロの国境線沿いの地域全体をイスラエル軍は爆撃しています。しかも特殊な爆弾によってです。とても大きな重量の爆弾です。

(Q・外国のジャーナリストはガザにいるのですか)

 昨日から外国人の存在を確認できました。昨日になってやっとできたのです。BBCワールド、BBCチャンネル4、BBCラジオ、それに「シュピーゲル」などドイツのメディアなどです。だから昨日から外国のメディアの存在について話ができるようになりました。特派員たちがガザに入ってきています。

(Q・2012年のガザ攻撃と今回では何か違いがありますか)

空爆のレベルも質も違います。今回はF16、ドロン(無人飛行機)、アッパッチ・ヘリコプター、地対地ミサイルなどあらゆる武器を用いています。また標的もガザの指導者たちの大半の家を攻撃しています。すでに125軒のハマス指導者たちの家が破壊されました。ハマス指導者たちは誰もがその家を破壊され、さらに死傷者が出ています。

 もちろん2012年のガザ攻撃もひどいものでした。しかし今回は住民を心底からの恐怖に陥らせています。前回はイスラエルも一般市民の被害を避けようと注意を払っているようでした。しかし今回は誰もがこの攻撃から自由にはなれないのです。自分の家に留まっていたとしても、比較的静かな地区に住んでいても、家が空爆の衝撃で揺れるのです。家の天井が自分の頭上に崩れ落ちるのでは感じるほどです。非常に危険な状況です。

 この状況は前例はありません。こんな事態に直面したことがありません。

(Q・なぜイスラエル軍はハマスの指導者たちを攻撃できるのですか。情報をイスラエル側に流すパレスチナ人の「協力者」がいるのですか)

 「協力者」(collaborator)はいつでも存在します。占領者がいる所には必ず「協力者」がいる。彼らが占領者イスラエルの眼、耳、鼻、手となっています。とりわけF16やドロンには協力者が必要です。「協力者」たちは標的の家や車を特定します。その動きや武器倉庫などの情報をイスラエル側に流します。

 イスラエルはハマスやイスラム聖戦のメンバーたちに「死刑判決」を下し、それを実行しています。しかもそれを彼らの権利だと思っている。例えばラジ・スラーニを殺そうと思えば、私の家を爆撃し破壊する。そして家族を殺す。これは戦争犯罪です。誰も暗殺する権利はないのです。組織の指導者たちを「懲罰」するためにこれほど冷血な手法で殺害し、家を破壊することは許さないことです。ジュネーブ条約や国際刑事裁判所でもこれは戦争犯罪です。これは全く違法な行為です。

(Q・世界の眼はイラクやシリア情勢に向き、ガザの情勢だけに注目しない状況です。また3人のイスラエル人少年の誘拐と殺害が事の発端であると報道されています。このような国際社会の見方にあなたはどう反応しますか)

 シリアやイラクの問題はあります。イエメンやエジプトやチュニジアの問題もあります。パレスチナだけが特別な問題ではないことはわかっています。

 しかし我われはこのタイミングを自ら選んだわけではありません。

 もう1つ忘れていけないのはブラジルでのワールド・カップです。世界の関心がそこに向かっている時期です。

 しかし私が腹の底から感じるのは、今のガザの状況の特別な“空気”です。一般に国際社会が事態を理解するのに2、3日を要します。今ここで起こっている事態を国際社会がやっと把握し始めています。

 今回のようにテルアビブやエルサレム、昨日のディモナ(イスラエルの核施設のある町)、ハイファへのパレスチナ側のロケット弾攻撃はこれまでにない事態です。テルアビブはマヒ状態にあります。多くの市民がシェルターに隠れ、この3日間は学校や仕事に出られない状態です。イスラエル人はこの事態に怒っています。

 彼らは今ジレンマに陥っています。セキュリティー(安全)に不安を感じ、今は「抑止力」について話を始めています。しかし誰も抑止できないのです。ガザからのロケット弾攻撃はずっと続き、ガザ住民は降伏もしません。自分たちの強靭さを自覚しています。もちろん住民はイスラエルの攻撃に苦しみ、恐怖に怯えています。

 しかし同時に、この攻撃を甘受し何の抵抗もしない「いい犠牲者」でいいと思っている者はだれもいません。中にはこの被害を自分たちが求めているものを手に入れるための“代償”なのだと考える者さえいます。我われは「いい犠牲者」にはなりません。

 他のアラブ世界からも連絡が届いています。エジプトからもです。この2日間に驚いたことにエジプトの知人から電話をもらいました。彼らは「パレスチナ・ガザへの連帯」と言うのです。彼らもとても動揺し、とても後ろめたく感じています。これがパレスチナとそれを取り巻く“空気”です。パレスチナで起こっていることを誰も無視できません。これまでイスラエルといろいろ共謀してきた自治政府のアブマーゼン(大統領)でさえです。西岸のパレスチナメディアも変わってきています。パレスチナTVは24時間体制でガザの状況を伝えています。
西岸のメディアがです。

 西岸の住民はガザ攻撃に抗議するデモをやり、イスラエルに対する抗議行動を起こし始めています。国連の安全保障会議では、私はナンセンスだとは思うけれど、協議が行われています。国際刑事裁判所もイスラエルを非難し始めています。アブマーゼンはイスラエルを非難し始め、「この事態は決して受け入れがたいことだ。ひどすぎる」と公言しています。彼ははハマス指導者のメシャルと電話で会談し、またエジプト側に国境を開けるように要請しました。

(Q・昨日、あなたは私に「人間の尊厳が命より大切だ」と言いましたが、爆撃で家族を殺された住民の中には「ハマスのロケット弾攻撃のために自分たちはイスラエルの攻撃によって、さらに苦しまなければならない。後生だから、ロケット弾で攻撃するのは止めてくれ」という住民も少なくないと思いますが)

 もちろん多くのガザ住民は「人間の尊厳が命より大切だ」ということに賛同しないかもしれない。我われは弱い人間だし、個人の利益を最優先に考えがちです。「人間の尊厳が命より大切だ」というのは、私自身について言っているのです。ただ私だけではく、私の周囲の理性的な人もそうです。この封鎖や攻撃の後は、ガザは“動物農場”のような状況です。封鎖、失業、貧困、分断、爆撃、殺戮、流血・・。下水道も管理できず、下水を海に流さなければならず海を汚染している状態、自分の運命も自分で決められず、建設的な生活をすることもできず、普通の人間のように行動することもできない。だからガザの人々はもう失うものはないのです。この悲惨な状況、非人間的な状況に置かれているのです。私たちは今すぐにはパレスチナを解放できなことはわかっています。しかし少なくとも人々はイスラエルの抑圧と攻撃を甘受するだけで抵抗しない「いい犠牲者」ではありたくはないのです。人間としての“誇り”と“強さ”を持ちたいのです。たしかに人々は流血し、気を失い、すべてを失ったという絶望感もある、それでも人々は自由と人としての尊厳を大切に思っているのです。そして自分の子どもたちの眼に、羞恥ではなく、“誇り”をみたいと願っているのです。





 

at 20:03, 主義者Y, イスラエル

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いますぐガザへの攻撃をやめろ

List of victims of Israel's assault on Gaza
Published Saturday 17/11/2012 (updated) 19/11/2012 23:36
GAZA CITY (Ma'an) -- Palestinians identified killed in the Israeli offensive as of Monday, Nov. 19, 2012.

Wednesday, Nov. 14

1. Ahmad al-Jaabari
2. Muhammad al-Hums
3. Ranan Arafat (child)
4. Omar Mashharawi (child)
5. Isam Abu al-Miza
6. Muhammad al-Kaseih
7. Hiba Mashharawi Turk (pregnant woman)
8. Mahmoud Abu Sawawin (elderly man)

Thursday, Nov. 15

9. Habis Masmah
10. Wael al-Ghalban
11. Hisham al-Ghalban
12. Rani Hammad
13. Khalid Abu al-Nasr
14. Marwan Abu al-Qumsan (elderly man)
15. Walid Abadla (child)
16. Hanin Tafish (infant)
17. Uday Jamal Nasser
18. Tareq Jamal Nasser
19. Faris Basyouni (child)

Friday, Nov. 16

20. Muhammad Iyad Saadallah (child)
21. Ayman al-Abid Abu Warda
22. Tahrir Suleiman (woman)
23. Ismail Qandil
24. Younis Kamil Tafish
25. Muhammad Suleiman
26. Amjad Abu Jalal
27. Ziad Abu Jalal
28. Ahmad Abu Jalal
29. Hasan al-Heilma
30. Khalid al-Shayer

Saturday, Nov. 17

31. Ayman Salim
32. Ahmad Abu Masmah
33. Mukhlis Udwan
34. Abdul-Rahman al-Misri
35. Muhammad al-Lolahi
36. Awad al-Nahhal
37. Ali Abdul-Hakim Manama
38. Osama Abdul-Jawwad
39. Ashraf Darwish
40. Ahmad al-Atrash
41. Muhammad Yasin
42. Osama al-Qady
43. Ali Bin Iseid
44. Muhammad Aydat
45. Samaher Qidih (woman)
46. Ahmad Salim bin Saed
47. Hani Abed al-Majid Druaim
48. Tamer al-Hamri

Sunday, Nov. 18

49. Tamer Abu Asaifan (child)
50. Jumana Abu Asaifan (child)
51. Eyad Abu Khousa (child)
52. Nawal Abed al-All (woman)
53. Ahmad Nahhal
54. Tasneem Nahhal (child)
55. Saadiyya al-Theib (woman)
56. Muhammad Abu Naqira
57. Samah al-Dalou (woman)
58. Ranim al-Dalou (woman)
59. Suheila al-Dalou (woman)
60. Tahani Hassouna al-Dalou (woman)
61. Ibrahim al-Dalou (child)
62. Abdullah al-Miznar
63. Sarah al-Dalou (child)
64. Jamal al-Dalou (child)
65. Yousef al-Dalou (child)
66. Ameena al-Miznar (woman)
67. Sami al-Faqir
68. Suheil Hammad
69. Muamin Hammad (child)
70. Atiyyeh Mubarak
71. Husam Abu Shawish
72. Nabil Abu Amrah
73. Ahmad Abu Amrah
74. Hussein Jalal Nasr (child)
75. Sabha Muhawish al-Hashash (woman)
76. Mahmoud Sami Shaath
77. Ahmad Hussein Agha
78. Saif al-Sadiq

Monday, Nov. 19

79. Muhammed Iyad Abu Zour (child)
80. Nisma Abu Zour (woman)
81. Ahed Al-Qatati (woman)
82. Sahar Abu Zour (woman)
83. Muhammad Salameh Jundi
84. Jalal Nasr
85. Imad Abu Hamda
86. Rama al-Shandi (child)
87. Tamer Bashir
88. Amin al-Bashir
89. Rashid Abu Amrah
90. Omar al-Astal (child)
91. Ibrahim al-Astal
92. Abdul-Rahman Muhammad al-Attar
93. Mahmoud Said Abu Khatir
94. Abdullah Harb Abu Khatir
95. Muhammad Riyad Shamlakh
96. Ramadan Mahmoud
97. Husam Abdul Jawwad
98. Ramiz Harb
99. Ayed Radi
100. Amir al-Malah
101. Salem Bulus Swelim
102. Arkan Abu Kmayel
103. Ibrahim Al-Hawajri
104. Mohammad Zeidan
105. Khalil Shahadeh
106. Husam Shahadeh
107. Mohammad Hijazi (child)
108. Suhaib Hijazi (child)
109. Foad Hijazi
110. Amna Hijazi (woman)
111. Ahmad Tawfiq al-Nasasra (child)
112. Muhammad al Nasasra (child)

This list is being continuously updated as victims are identified. Check Ma'an's live report for up-to-the-minute coverage of Israel's assault on Gaza.

at 07:54, 主義者Y, イスラエル

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2012/11/18 ガザ攻撃を止めろ!イスラエル大使館前緊急行動

転載です。「どっちもどっち」の紛争ではないのです!

第二次大戦中、ワルシャワ・ゲットーのユダヤ人は包囲するナチスの軍隊に対して蜂起しました。
老人・子ども・病人など弱い者は死に絶えるか絶滅収容所へ移送されてしまい、体力の残った者たちによる絶望的な戦闘行動でした。勝つ見込みは全くありません。そしてナチスの徹底的な殺戮破壊によりゲットーは消滅しました。

このゲットー戦士の反撃をもって「どっちもどっち」だなどと言えるでしょうか。

イスラエルがナクバ(1948年)以来やってきていることは小さな「民族絶滅」です。ガザは巨大なゲットーと化しています。

ワルシャワ・ゲットーは孤立し、世界から見捨てられ消滅しました。
ガザの人々を見捨てるわけにはいきません。手を差し伸べる人間がいるということを示して、殺戮破壊を推し進めようとしている者たちを躊躇させ、手を縛らなければいけません。

あの2008−2009年の殺戮を、繰り返させるな! 全世界の人々とともに抗議の意思を示そう!

イスラエルがパレスチナ・ガザを大規模空爆しています。すでに子どもら数百人が殺されています。
まるで4年前同様、再選されたオバマにイスラエル支持のプレッシャーをかけるかのように。
(そしてオバマは支持を表明、日本も黙認)

許せません。明日18日14時〜個人有志の呼びかけで東京・麹町のイスラエル大使館へ
緊急抗議行動が行われます!ぜひ来てください。各国語のプラカード・横断幕の持参、
在東京の外国人への呼びかけやマスコミ取材の呼びかけを、ぜひお願いします!

現地の映像と写真:
http://www.aljazeera.com/news/middleeast/2012/11/20121115135540965773.html
この週末の、全世界抗議行動の一覧:ttp://
ingaza.wordpress.com/2012/11/14/protests-around-the-world-against-zionist-attacks-on-gaza/
英国の*イスラエル大使館*抗議写真http://twitter.yfrog.com/jx2gqwj

===大拡散希望!!!!!=============

イスラエルが再びガザでの軍事攻撃を行い、
大規模な侵攻に向けた準備を開始したことは、すでにご存じの通りです。
数日内に地上攻撃が始まる恐れが出ています。
イスラエル政府は、予備役計75,000人の動員を承認し、オバマ大統領もイスラエル支持を表明しました。
2008-09年の対ガザ大規模攻撃のようなことを絶対に繰り返させてはなりません。
とりあえず次のような行動を有志で行います。

ガザ攻撃を止めろ!イスラエル大使館前緊急行動
11月18日(日)14時 地下鉄有楽町線麹町駅5番6番出口方面(日テレ方面)改札口集合
集まり具合を見て、イスラエル大使館前に移動します。

・プラカードなどを各自ご用意下さい。
・有志による自発的な呼びかけです。
各自で責任をもって参加して下さい。

===以下は補足==============

日曜日の行動となり、意味があるのか?と少し悩みました。
しかしこれまでの経験上、平日の業務時間内でもイスラエル大使館側は対応を一切拒否してきましたので、
大使館側に対する直接の働きかけ(の意味のなさ)という意味では、平日でも休日でも同じです。また、
なるべく大勢の人に集まってもらうという意味では、休みの日の方がいいでしょう。とにかく緊急に行動が組まれ、
その様子が広め伝えられることで、イスラエルの行動への関心の高さを見せつけることに意味があると思います。
東京だけでなく、各地で行動が行なわれればと思います。

ツイッター拡散例:
★大拡散★「パレスチナ空爆をやめろ!!イスラエル大使館緊急抗議行動」11月18日14時地下鉄有楽町線・
麹町駅6番出口方面の改札集合。五百回以上空爆、子どもら数百人虐殺、米国は支持、日本も黙認、
続く占領。みんなで変えよう!全世界抗議中
http://ingaza.wordpress.com/2012/11/14/protests-around-the-world-against-zionist-attacks-on-gaza/


at 08:31, 主義者Y, イスラエル

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イスラエルは人殺しをやめろ

<イスラエル軍>ガザ侵攻の準備進む


イスラエルのアヤロン副外相は16日、米CNNに対し、ロケット弾攻撃が続けばイスラエル軍が24時間から36時間以内にガザに地上侵攻する可能性が高いと述べ、早ければ17日昼(日本時間同日夜)にも侵攻が始まるとの見通しを語った。

 またAFP通信によると、イスラエル内閣は予備役兵士を3万人から7万5000人に増やすことを決め、ガザ周辺に戦車などを配備して準備を進めている。


これから戦争が(正しく言えば一方的な大量虐殺が)始まるかもしれないのに、日本の我々はほとんど関心がないように見える。2008−2009年のガザ侵攻では1300人のパレスチナ人が殺された。またこれを繰り返すのか?!

これから多くの人間の命が奪われようとしているのを黙っていていいのだろうか。
この日本の「平和」ぶりが我慢できない。
相も変わらず想像力は国境を超えないのか。
人の命に無関心な社会に、どんな未来があるのだ?

at 11:29, 主義者Y, イスラエル

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沈黙を破る

体調がすぐれなかったこともあるが、またブログのほったらかし状態が続いていた。
いや、もっと根本的には「次の話題」になんか進む気がしなかったのだ。イスラエルのガザ攻撃以来、自分の認識不足を痛切に思い知らされ、関連の書籍・サイトを読み耽り、集会に行き、映像を見た。

あまりの重たさに語る気力も失せてしまう。しかしそれでは何も伝わらないので、断片的にでも書き連ねていこう。ホロコースト書籍を読んだあとでも似たような気分になるが、これは「いま」のことだから。

「停戦」後の現在でもガザは食糧、燃料、水、その他の生活物資の搬入を封じられている。
瓦礫の山が掘り返され、人の遺体が掘り出され、「犠牲者の数」が増えている。
ガザの海はもっと狭くなり、漁民に銃撃が加えられる。
ときおりミサイルが撃ちこまれて人が死ぬが、いずれもニュースにはならない。

ふたたびガザは見捨てられているのだ。
いや「ふたたび」ではなく、すでに何度も数え切れないくらい。無関心の壁に覆われている。

私は「卵の側」(村上春樹氏のエルサレム賞受賞スピーチ)につきたいと思う。

沈黙を破る―元イスラエル軍将兵が語る“占領”
沈黙を破る―元イスラエル軍将兵が語る“占領”

昨日読み終わったものだが、気力があれば内容の紹介をおいおいしていきたい。サイドバーの筆頭にも掲げた。多くの人に読んでほしいけれども、日本の戦争責任に関心をもつすべての人々に特に読むことを勧める。加害の経験がいかに伝え難いものであるのかが、この同時代のイスラエルの若者たちという「鏡」に照らして、やっと幾分かでも腑に落ちるところがあった。
また同書では僅かしか触れていないけれども、第4次中東戦争(ヨム・キプール戦争)を戦った父親とインティファーダ以後の占領・侵攻を戦った息子との世代ギャップのところが気になった。イスラエルの兵隊の「壊れ具合」が、21世紀に入ってもっと激しく無惨に進行しているのかもしれない。

at 10:08, 主義者Y, イスラエル

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全国民の生体認証を進めるイスラエル

全国民の生体認証DB設置、イスラエル政府が閣議決定

イスラエル政府は3日、全国民の指紋や顔の骨格などの生体認証(バイオメトリクス)情報を集めたデータベースの設置を閣議決定した。

国会での承認を経て、来年中に法制化される見通し。

法案によると、情報は旅券や身分証にも記録され、協力を拒否した者は最高1年の禁固刑に処せられる。

ついに、ここまできたかイスラエル。
この国がなんでそんなことをやるのかと驚く人は知るがいい。
この国の政府が、かつて何をしてきたのか。
この国の政府が、いま何をしつつあるのか。

知れ!

安心・安全のために人間を「区別」する政府は
人間あつかいされない人間を必ず生み出す。

「ビリン・闘いの村」
8月2日(土)より渋谷アップリンクXにて公開


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at 19:52, 主義者Y, イスラエル

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NAKBA(ナクバ)から60年



「元社長」の事件は追っても、こちらの状況には無関心なマスメディア。
「テロ対策」に膨大なエネルギーと予算を使いながら、中東の騒乱の根源ともいうべきこの問題には全く無知無関心な日本社会。
「ナクバ」って何?という方は、ネット検索でもして自分で調べてください。

P−navi infoさんの記事↓
ブラジルの漫画家、ガザの虐殺を描く
軍引き上げでも、殺戮は続く、ガザで暗殺、赤ちゃんも殺される

3月22日からは映画の公開も
パレスチナ1948 NAKBA〈ナクバ〉



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at 10:36, 主義者Y, イスラエル

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食事をする手を止めてでも、なんとか観てほしい

仕事も終わり、やや呆けた気分で過ごしている年末です。

昨日NHK教育テレビ「ETV特集」で、「2006年夏 戦場からの報告 〜レバノン・パレスチナ〜」を見ました。

教育基本法改悪をめぐって、しばらく緊張した期間を送ってきたあとで(実際の運動としては全然たいしたことはやっていないけど)、正直いって政治や紛争にかかわるような問題から離れて、穏やかな時間を過ごしたいと思ってました。でも、こういう番組についチャンネルを合わせてしまうのは性分なんでしょう(苦笑)

90分も中東情勢のことを扱ったドキュメンタリーは、なかなか見る機会はないと思います。そのへんでおそらく条件反射的にTVのスイッチを入れてしまったのですが、予想しなかった情景のいくつかに動揺してしまいました。
もともと「戦争」に関心がなくはない人間なので、残酷な写真や映像にはそれなりに接しています。この番組では首がなくなってグチャグチャになった人体や、子どもの遺体が目に飛び込んできました。TVではかなり珍しいことではないかと思います。そういう意味では、予期してなかった場で目にしたことだけに、ショックでした。

こういう残酷な風景をTVでそのまま流していいのかというのは昔からある議論ですが、番組に出演していた綿井健陽さんのブログでもそのことに言及しています。

「食事どきにこんな映像を流すのはやめてほしい」
レバノン取材の番組で子どもの遺体の映像が流れたとき、こんな苦情が視聴者から寄せられたそうです。「こういった苦情に関して取るべき方法は一つしかない。無視すればよい。あるいはこう言うしかないと僕は思っている」と綿井氏は書いています。

「食事をする手を止めてでも、なんとか観てほしい」
あるいは、観てもらうことをあきらめるしかないと。

やはり、そう言い切ることが、どこかで必要なのではないかと私も思います。死体自体を見慣れない人には相当なショックで、トラウマのような傷を残すことはわかります。しかし、それでも・・・それでも敢えて言いたいことはあります。

もしもあなたが、「テロリスト」を掃討するためにはもっと軍隊を送り込まなければ、と考えているのなら
もしもあなたが、自分の選んだ政府が「反テロ戦争」を支援することに対して何も言わず、ただ黙認しているのなら
もしもあなたが、そんな難しい問題について関心を持ちたくない、自分には関係のないことだ、と言うのなら

観たくない、なんて言うな

「気分が悪くなってチャンネルを変える」ことは、あなたにはできるでしょう。
でも画面の向こう側にいる人々には、「チャンネルを変える」なんてことはできません。明日もあさっても、死が散らばった世界のなかで目が覚めて、生きていかなければなりません。

もしもあなたの行動によって、僅かなりともこの惨禍を止め得る可能性があるのなら
もしもあなたが、完全な独裁国家で全く言論の自由のない国に暮らしているのでないのなら
もしもあなたが言葉を発することで、ひとりでもふたりでも多くの人の心に伝えることができるのなら

観たくない、なんて言うな


・・・こんなささくれ立った言い方になってしまうのは、クラスター爆弾の破片を全身に浴びた少女の姿が、私の眼に焼き付いているからです。ひと晩たった今でも、涙が滲んでくるのです。それが、このエントリーを書いた原動力です。

どんな理屈をつければ、12歳の子どもに無数の鉄片を埋め込む行為が正当化できるのか、私にはわかりません。なぜ12歳の少女が、全身に刺さった破片のために寝るときも苦しまなければならないのかがわかりません。

戦場でもっとも傷つき、もっとも苦しむ人間の姿に焦点をあわさない言論に、なんの価値があるでしょうか。それは誰のための言論でしょうか。
メディアは何を伝えるべきか改めて考えてしまいます。
ぜひ再放送してほしい番組です。


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at 11:38, 主義者Y, イスラエル

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「イスラエル軍の即時撤退」に投票を

イスラエル紙「ハアレツ」の英語版サイト

「イスラエルはいつまでレバノンに留まるべきか?」の投票をやっています。
いちばん上の「即時撤退」に投票を!

1日の大使館抗議行動には、体調がすぐれず参加できませんでした。
せめてこれくらいは。

at 00:43, 主義者Y, イスラエル

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虐殺者が相手を非難する論理

イスラエルの様々な行為にはいつも怒りで神経線維が切れるが、これにはどうしようもなくプッツンときた。

<イスラエル>空爆民家はヒズボラの隠れ家 人間の盾と非難

「殺させるように仕向けた連中こそが悪いのだ」と言っている。
こんな論理がまかり通るのなら、この先いくらでも民間人を「誤爆」したあとに「それは人間の盾としてテロリストが利用したのだ」と言って、自分の正義を主張できる。
気がねなく正々堂々と非戦闘員を殺す戦争を展開できるわけだ。
こんなムチャクチャなことがあるか。

そこが実際にヒズボラの「隠れ家」であったかどうかなどは、あとで誰かが調査して責任者は訴追されるのか?
イスラエルの後ろ盾となっている親分が、もっと大きな戦争で(大量破壊兵器はある!)というウソをついたのだが、その責任は今もって問われない。
だから子分も安心してウソがつけるのである。

こういった論理を放置・黙認しておきながら、殺される側の人間は絶望するな、テロに走るな、冷静に対話しろ、と注文つけるほうがおかしくないか。
ウソをついた者が罰せられない世界は、人間の倫理が根本から崩れ落ちるのだ。

48時間の空爆停止とは、「そこに留まっていたらカナの子供たちのように殺すから、48時間以内に他所へ行け」という脅しのメッセージだろう。イスラエル地上軍が労せずしてレバノン南部を無人地帯化するための戦術としか思えない。ヒズボラの戦闘部隊だけが残るかたちが、いちばんイスラエルにとってやりやすいのである。占領・治安維持にかかる兵員負担をなるべく軽くしておきたいからだ。その土地に住む人々の生活破壊などは眼中にない。逃げられない者、逃げ遅れた者が命を落としても、それは「避難しなかったのが悪い」ということになるだろう。
シリア方面への道路も攻撃を受けている。逃げろと言っておいて、逃げるための交通手段を破壊しておく。そこで殺される人間は、避難勧告に従わなかった悪い人間なのである。


レバノン南部に6000人 空爆停止期限切れ イスラエル侵攻



at 13:05, 主義者Y, イスラエル

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