スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

at , スポンサードリンク, -

-, -, -

山本美香氏殺害

オリンピックの報道一色で辟易していたあとで、こんどは領土紛争一色の報道。

この間ずっと殺し合いが続くシリア内戦の様子がよくわからないと思っていたら、「日本人」ジャーナリストの死亡がニュースになった。

山本氏が伝えたかったことは人々の記憶に残らず、その死(『日本人』の死)だけが一瞬注意をひきつけ、忘れられていくのだろうか。

人の住まない島をめぐって何十万もの人間が激昂するのに、内戦で日々生命を奪われる人々がいることには無関心というのは「狂気」と言えないだろうか。

at 07:36, 主義者Y, 国際政治

comments(0), trackbacks(0), -

カダフィの末期

リビアの現在は東欧革命(アルバニアを除く)の最終ランナーであったルーマニアを思い出させる。軍が離反して内戦状態になり、ヘリコプターで脱出しようとしたチャウシェスク夫妻は捕らえられ即決裁判で銃殺された。

チャウシェスクは中国へ亡命しようとしたとも言われているが、カダフィには逃げていく先がない。世界中のあらゆる政府・政治勢力は彼を支援しようとはしないだろう。逃れようのない自分の死のために多くの人命を道連れにしようとしている。その意味ではヒトラーに次ぐ最悪の独裁者の最期として歴史に名を残すかもしれない。

そしてリビア革命は最終ランナーではなく、アラブ・中東革命の新たな出発点となる。










写真はルーマニア革命20周年であった一昨年の12月、ブカレストで撮ってきたものです。

at 09:05, 主義者Y, 国際政治

comments(0), trackbacks(0), -

エジプトの騒乱

チュニジアに始まるアラブ世界の変動に注目。
エジプトで政変が起これば、かなり激しくアラブ世界全体に影響を与えていくと思われますが、日本のマスメディアはいまいち関心が深くないように見えます。今朝も出がけにTVの各チャンネルをまわして見ましたけれども、どこかの局で解説らしきものをやっていただけでほとんど取り上げていません。

アメリカ、イスラエルは固唾を呑んで見守っているはずです。パレスチナに対して冷淡な現政権が転覆し、また湾岸の王政諸国が不安定になれば彼らの国際政策・外交戦略は根本的な見直しを迫られる可能性があります。

ハンガリーの改革、ポーランド「連帯」の勝利、ベルリンの壁崩壊に連なる東欧革命の連鎖をダブらせてしまうのは時期尚早でしょうか。共通する民衆抑圧の構造にNOを突きつけて、政権打倒の波が国境を越えていく動力には似たものを感じます。ましてや今回の場合はアラブ世界内で言語や文化状況が近似しているうえに通信環境も20年前に比べると格段に情報が伝播しやすくなっています。

at 12:22, 主義者Y, 国際政治

comments(4), trackbacks(3), -

アフガニスタンのヘルメット

わりとどうでもいいマニアックな話題。
昨日の朝、アフガン関係のTVニュースを見ていたら、ほんの一瞬だけ地面に半ば埋まっていたヘルメットの映像が流れていた。それを見て私は驚いた。
ドイツ軍のヘルメットが!ドイツと言ってもISAFに兵員を派遣しているBDR(ドイツ連邦共和国)じゃない。ナチ時代のドイツのヘルメットだ。1/2秒ほどの映像でなぜ判別できたのか? それは私が本物のヘルメットを持っているからである(爆)およそ平和主義者らしからぬ趣味で、WW彊柄阿侶柿品のコレクションがあるからだ。orz

正確に言えば私の手元にあるのは、おそらくWW彊聞澆縫疋ぅ弔亮辺国(詳しい知人の見立てではフィンランドあたり)で使われたものだ。塗装が大戦中のドイツのものより緑が濃く、デカール類はない。いろんな経路で戦時中の余った装具類がドイツ以外の国にも流れたのだろう。大戦後の中東戦争でも旧ドイツ軍の兵器がアラブ側で使われている。今でも紛争地域の武装解除が行われて、その積み上げられた武器のなかにMG34やMG42のような機関銃を見ることがある。

それにしても、この21世紀のアフガニスタンで!
初期の蒋介石・国民党軍をドイツが援助したときのモノも可能性として考えられなくもないが、そうだとしたら本当に更なる意味での骨董品である。ニュースの映像ではヘルメットの縁が丸まっているように見えたので、おそらくM35型の大戦前期のものであろう。生産工程を省略するために縁をカットしただけのM42型よりも、コレクター市場ではM35型のほうがよく出回っているようである(今は知らないが)。

ほかにも誰か気がついたミリタリーマニアはいなかっただろうか?



ついでにこれは(^^;)砲兵将校の制帽・制服。肩の階級章は大尉。鉄十字章はレプリカである。



↓一日一回のクリックがカウントされます。皆様の励ましを!

at 12:32, 主義者Y, 国際政治

comments(2), trackbacks(1), -

ペシャワール会伊藤さん殺害

悲しみと怒り。
理不尽な死で満ちているアフガニスタンで、
彼の死のみが格別というわけではないはずだけど。

世界から忘れられた人々のために、
その人々と共に汗を流し、
希望の水路を開かんと苦闘してきた青年が

なぜ殺されなければならないのか。

誰が? 何のために?
タリバーンは関わっているのか。いないのか。

あなた方の神に問いかけたとき、何と答えるだろう。
私たちは知らずにきたこと、無関心でいたことを恥じねばならぬ。
しかし、彼は何故殺されなければならなかったのか。

なぜ?
あなた方は答えねばならぬ。


at 22:08, 主義者Y, 国際政治

comments(0), trackbacks(1), -

日本農業が壊滅?

反G8の行動に参加したことがきっかけで、WTOのことなどようやく勉強するようになった。それでさっそくこのへんのニュースに注目しているのだが、これってかなりトンデモナイ事態なのではあるまいか?

「最大6%」受け入れへ WTO交渉、調停案で最終調整

調停案は重要品目の割合を「原則4%」とし、条件付きで追加2%を認めるという内容。この案で合意した場合、日本は1332品目ある農産品のうち最大80品目程度しか例外指定できず、国内農家が打撃を受けるのは必至だ。

 【重要品目】 世界貿易機関(WTO)の農業自由化交渉で、関税削減ルールの例外として一定の保護が認められる農産品。輸入が急増すると、その国の経済に大きな影響を与えかねないため高い関税を維持できる。輸出を拡大したい米国など食料輸出国は重要品目数の制限を求めている。日本は計1332品目の農産物のうち200%超の高関税をかけているコメや小麦、乳製品など101品目の多くを重要品目として保護したい立場。


例えば砂糖なんかが重要品目からはずされたら、沖縄のサトウキビ産業は壊滅してしまうようだ。「貿易自由化」の促進の結果、日本はますます食料自給率を落としていく。
G8では温室効果ガスの削減に「真剣に」取り組んでいく決意を披瀝したそうだが、国内産業をつぶして遠方からわざわざ長距離をかけて輸入品を運んでくるほうが、よっぽど大量のガスを排出することになるんじゃないのか?

札幌のデモでは農民連の皆さんに混じって「食糧主権を守れ!」なんて叫んできたけど、今ごろになってやっとその意味がわかってきた。
グローバリゼーションの渦のなかでメキシコのトウモロコシが、フィリピンのコメが大打撃を受け、ともに食糧の純輸出国から純輸入国へと転落した。ともに伝統的な農業生産を破壊され、主食を外国から輸入せざるを得なくなったのだ。(『世界』8月号、ウォルデン・ベロー論文)

漁業のゼネストでも驚いたけど、日本の一次産業がかなりマズイ事態になってきているような気がする。

(7月31日追記)
WTOは中国とインドの反対により決裂したとのこと。まずは一安心だが日本政府が譲歩しようとした事実は消えない。アメリカ大統領の交代があるので数年はペンディングされるようだ。「貿易の自由化」が途上国の豊かさに貢献していくというメディアの書きぶりには、まるで納得がいかない。


↓一日一回のクリックがカウントされます。皆様の励ましを!

at 23:51, 主義者Y, 国際政治

comments(3), trackbacks(0), -

日本漁業がゼネスト

ゼネラル・ストライキという言葉はもちろん不正確だけれども、事態の深刻さを訴えるためにはそのように表現してもいいだろう。それは私たち国民全体に対するストライキである。もしもこのまま有効な手立てもなく漁業生産者の苦境を放置するままでいたら、私たちは自国の産業分野のひとつを崩壊させることになる。

緊急の財政的対応が必要だろう。政府がどこまで本気に取り組むかわからないけれども。
根底的原因は世界的な原油高高騰にまちがいないが、それを「自然現象」みたいなものとして捉えてはならない。なぜそうなったのか?と問わなければ。

洞爺湖まで行ったせいか、最近は世界経済について勉強しようといろいろ読みあさっている。うーん難しい・・・

以上、昼休み投稿でした。

at 12:47, 主義者Y, 国際政治

comments(0), trackbacks(0), -

行動の連鎖反応

雨が降ればデモをサボる。私はその程度の意識の持ち主である。
昨日だって、よっぽど家でゴロゴロしていようかと迷ったのであるが、岩波ホールの「花はどこへいった」がこの週末に行かなければ終わってしまうなあ、という思いに押されて重い腰をやっとこ上げた次第である。G8サミットについてもさほどの問題意識があったわけではない(汗)わずかに気になって28、29日にはいくつか東京でも関連の企画があるということをネットで調べておいた。その程度だ。

「花はどこへいった」は、ベトナム戦時に米軍が撒いた枯葉剤で苦しむ人々を取材した映画である。病床の小田実を福島瑞穂が見舞った際に『ベトナムの枯れ葉剤の問題など追及してくれ』と言ったことを私は憶えている。私自身ベトナムへは二度訪れている。
http://ichyamada.jugem.cc/?eid=489
根っからの無精者だから下手をすると土日の二日間ともダラダラと休養していたかもしれないが、小田実の遺言だと思うとそうしてもおれぬ、やはり行かなければ。
作品については別途書きたいとは思う。4日(金)までなので機会のある人はぜひ。

で、観てしまうと、おとなしくしてはいられないのである。「多くを知ることは、世界を変えることにつながる」なんて非命に倒れたジャーナリストのメッセージを聞いてしまうと「むむむ・・」と唸り、映画の終わったその足で「G8サミット直前東京行動」の会場に向かったのだった。本当は映画を見ただけで帰ろうと思ってたのに、「バルト海の果てまで行ったお前は、ここから地下鉄で二駅のところに行くのを日和るのか?!」という叱咤の声が内心に沸きあがり背押されてしまったのだ。
・・・つくづく因果なことだなあ。



文京区民センターの会場に着いてみると、溢れんばかりの参加者。開始時間より15分くらい遅れて私は着いたのだけど、資料がすでに足らなくなっていた(あとで刷り増ししたものは貰った)。どうも主催者の予想を超えて人が集まったらしい。あわてて入り口付近に設置していた受付の机を移動して、参加者が座れるよう追加のイスを並べていた。
午前午後にあったいくつかの分科会の報告を行ったあと、スーザン・ジョージさんの講演があった。学生時代にサークルの先輩から薦められた本が、スーザン・ジョージさんの『なぜ世界の半分が飢えるのか』だった。そのとき本は買ったのだけど読んではいなかった(大汗)。しかし不思議なことに、なぜか著者名だけは憶えていたのである。その後幾歳月を経て、反グローバリズムなどの理論・運動が勃興してきたときに再びその名を発見したのだった。私が重い足を向けたのは、彼女の話を生で聞いてみたかったというのもある。

そうそう、スーザンさんが成田に着いたときも入管で4時間も足止めを食ったそうだ。まったく嫌がらせとしか思えない(怒)会場の入り口には公安がゾロゾロ並んで参加者の出入りを監視してるし、動労千葉のデモは弾圧するし・・・そんなことをしなければ私は憤慨することもなく、ただ平和に惰眠を貪るであろうに。たぶん(笑)


(講演するスーザン・ジョージさん。写真が鮮明ではないが、この日は携帯のカメラしか持っていなかった)

まあ、新自由主義に対抗して「もうひとつの世界」を目指すのであれば、その頭目連中が集まってくるこの機会になんらかのアクションを起こすのがスジなのであって、私の意識は遅まきながらそこに向かってようやく急旋回してきたわけである。
でも今日のところはちょっとお休み。鬱経験者としてはあまり根を詰めないように気を使っているのだ(と、弁解)。無理をせず楽しく動こう。
雨の中を歩かれた方々は本当にご苦労様でした。

徹底批判 G8サミット
徹底批判 G8サミット

会場で買った「基本書」で勉強し直そう。こんどは内容的に展開しなきゃ。


↓一日一回のクリックがカウントされます。皆様の励ましを!

at 21:13, 主義者Y, 国際政治

comments(0), trackbacks(0), -

ウクライナの民主主義 もうひとつの見方

Moonyさんのブログで提示されているのは、単純な「野党=正 与党=不正」の図式ではなく、背後にある欧米勢力の思惑と工作です。それから、たとえ「動員」されたのだとしても、民衆の経験する民主主義の可能性を。

私は第二次大戦マニアなので、以下のようなコメントをつけました。
続きを読む >>

at 01:12, 主義者Y, 国際政治

comments(0), trackbacks(2), -

アフガニスタン国際戦犯民衆法廷

元トロツキー・ファンとして、ふと反モスクワ裁判を思い出しました。スターリンの無茶苦茶な粛清裁判に対抗して、正しい事実究明を成さしめんとしたトロツキーの闘いでありました。30年代はまだ、反ファシズム派=ソ連に親和的でしたし、反共派はボリシェヴィキ内部の内紛という程度の関心しかなかったので、トロツキーの闘争は左右どちらからも広く支えられることはありませんでした。
言い換えれば国家的な裏付け、支援のない反モスクワ裁判でありましたが、スターリンの犯罪を立証する貴重な作業となったのです。
「国際戦犯民衆法廷」というしくみは、時間はかかるとしても、その意味で理非曲直を明らかにする意義があるのかな、と・・・
なんたって世界最強のアメリカ国家を被告とするのですから。

at 19:03, 主義者Y, 国際政治

comments(1), trackbacks(0), -