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司令官外国二対シ故ナク戦闘ヲ開始シタルトキハ

陸軍刑法

第35条
 司令官外国二対シ故ナク戦闘ヲ開始シタルトキハ死刑二処ス
第37条
 司令官権外ノ事二於テ已ムコトヲ得サル理由ナクシテ擅二軍隊ヲ進退シタルトキハ死刑又ハ無期若ハ7年以上ノ禁錮二処ス
第38条
 命令ヲ待タス故ナク戦闘ヲ為シタル者ハ死刑又ハ無期若ハ7年以上ノ禁錮二処ス
第39条
 本章ノ未遂罪ハ之ヲ罰ス

この条文で有罪になった軍人はどれだけいたのか?というほどタテマエな戦前の陸軍刑法ですが、「ヒゲの隊長」議員へのあてこすりで掲げておきます。まあ昔も今も軍人というものは遵法精神に欠けているということでしょうか。

前エントリーでいただいたコメントから佐藤正久議員のHPをたどってみました。



本も出してたんですね。「戦闘記」とするあたり、自衛隊が正真正銘戦える軍隊になるように!という切ない願いが込められているようです。はやくカッコ付きの外れた戦闘記が書きたいのでしょう。もちろん本を書くためには、部下はともかく自分が死なないことが前提ですが。

序章 邂逅と永遠の別れ―奥天使のたぎる情熱
第1章 最悪の出発
第2章 「ヒゲの隊長」の真実
第3章 「佐藤商会」の戦い
第4章 部族長の交渉術
第5章 日本の歴史が築いたもの
第6章 現場の集団的自衛権
第7章 世界に燦然と輝く国


「地方人」のジャーナリストが締め出された現場の手記を、ぜひとも読んでみたいものです。新刊では買いたくないので古本屋あたりにころがってないでしょうか?

ようやくネット上で関連のニュースを見ることができました。

<イラク派遣>元陸自のヒゲ隊長、佐藤参院議員に質問状

政党関係はどうでしょうか? 真っ先に噛み付くべき共産党は、社民党は、注目しているのでしょうか?
マスメディアが取り上げざるを得ないほど、いろんなルートを通じて声を大きくしていくべきでしょう。反戦派のなかでも、まだまだ知らない人が多いでしょうから。

テロ特措法延長の阻止も遠望して、じっくりと攻めましょうか。

(おまけ)
佐藤正久議員HPのリンク集にある「偕行社」のページから
昭和20年に帝国陸軍は解散したが、陸軍将校の使命観と陸上自衛隊幹部の使命観とは、陸上防衛の重大性の認識を基盤として、何ら変わるものではない。将来、憲法が改正されれば、陸上自衛隊は新しい陸軍となろう。たとえ世代は相違していても、その新陸軍の将校が旧陸軍のよき伝統や精神的遺産を継承するのに、最もふさわしい存在であることは疑いのないところである。

ほかにもいろいろ凄いことが書いてありますよ。ぜひご笑覧ください。

・・・しまった。こんなことを書いていると情報保全隊に捕捉される!


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at 21:27, 主義者Y, 有事立法

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巻き込まれてでも武力行使がしたい

のほほんと土日月に小旅行へ行ってたのだが、その間にも気になるニュースは飛び込んでくる。8・15は「本当に戦争はいやだ」という思いを刻む日のはずだ。その前日にこんな記事を書かざるを得ないとは・・・

「駆けつけ警護」認めるべきで一致

参議院議員に当選した、例の「ヒゲの隊長」の驚くべき発言。
 「自衛隊とオランダ軍が近くの地域で活動していたら、何らかの対応をやらなかったら、自衛隊に対する批判というものは、ものすごく出ると思います」(元イラク先遣隊長 佐藤正久・参院議員)

 佐藤氏は、もしオランダ軍が攻撃を受ければ、「情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれる」という状況を作り出すことで、憲法に違反しない形で警護するつもりだったといいます。

 「巻き込まれない限りは正当防衛・緊急避難の状況は作れませんから。目の前で苦しんでいる仲間がいる。普通に考えて手をさしのべるべきだという時は(警護に)行ったと思うんですけどね。その代わり、日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと」(元イラク先遣隊長 佐藤正久・参院議員)


こういうニュースは正しく読まなければいけない。佐藤議員が言っているのは

イラク人のゲリラ部隊がオランダ軍を攻撃してきたら自衛隊も駆けつけて交戦するつもりだった

ということだ。「警護」という言葉では誤ったイメージを与えてしまう。これは「殺すか殺されるか」を賭けた銃の撃ち合い=戦闘に他ならない。「情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれる」というのは、自ら進んでそのチャンスを伺っていたということになる。私たち国民を騙してでも、発砲する機会を狙っていたのだ。

日本国憲法第9条第2項後段 「国の交戦権は、これを認めない」

「交戦権」とは何か、という議論は様々あるが、私はダグラス・ラミスの簡潔な定義「交戦権とは兵士が人を殺す権利である」こそが、9条2項が否認している交戦権の本質をもっとも言い当てていると思う。
この発言は、イデオロギーの情熱でうわずる右派政治家の弁ではない。じっさいに武装集団を率いていた現地指揮官の言葉だ。その重みは比較にならないほど大きい。あの愚劣な「しょうがない」発言と違った質において、現実に影響を及ぼすという点で看過できない重大発言である。(あえて昔風の言い方をすれば)佐藤陸軍大佐は自分の指揮する若者たちに「あのイラク人を撃て!」と命令するつもりだったのだ。

誰が現地指揮官にすぎないあなたにそんな権限を与えたか。身の程をわきまえよ。
「日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろう」とは、何様のつもりだ。
あなたの思想は日本の法律よりも上位なのか。それが立法府の議員の言葉か。

そして何より、あなたの信じる正義のために、自分の部下に人殺しをさせるつもりだったのか。そのためにはイラクの若者、日本の若者の「たかだか何人」かが死んでもかまわないと。
そんな高級将校の勝手な正義には反吐がでる。


張作霖暗殺事件(1928年)の現場:瀋陽(旧奉天)にて

関東軍の亡霊を叩け! 軍人の謀略と驕りを叩け! 79年前の昔ではない。「いま」なのだ。
そうしなければ河本大作のあとに、板垣征四郎が、石原莞爾がつづくだろう。
謀略の責任を問われない、罰せられないとなれば、あとからあとから同様の魑魅魍魎どもが跋扈してくるだろう。かつて、事件の隠蔽は15年の戦争に続き、累々たる屍骸を重ねて8・15の終局を迎えた。

なぜ、これがもっと大きなニュースにならないのか。この戦慄すべき発言の危険性を、あたうる限り拡げ伝えよう。マスメディアが伝えなければブログで伝えよう。国民を騙すことを恬として恥じない佐藤正久議員は、断じて辞めさせよう!


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at 22:11, 主義者Y, 有事立法

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自衛隊「情報保全隊」の国民監視

共産党のサイトで文書を公開している。
流し読みでもいいから直接目にしてほしい。報道文だけではなく、当該文書の内容・書きぶりに直接触れてみて、はじめて肌に粟立つものを感じるはずだ。

 文書A   文書B

戦争に反対する意思表示が、明らかに怪しからん勢力、不審な運動として監視されている。それを公安警察だけでなく、軍隊自身がやっている。平和憲法のもとの、国民主権のもとの「自衛隊」がだ。何様のつもりなのだ。
あえて高飛車な言い方をする。

身の程を知れ!
国民の意識を忖度する権能を、誰が与えたのか。「情報保全(軍事機密)」を隠れ蓑にして、予算と人員を特定の政治的意図のもと情報収集活動にあてることを誰が許可したのか。
政府には毅然とした説明・対応をしてもらいたい。一般的な法解説で誤魔化したり、ましてや開き直ったりすることは絶対許されない。これは「ふつうの国家」のシビリアン・コントロールすら逸脱することなのだ。軍隊は政治に口出ししてはならない。

政府がとるべき正しい対処は二つしかない。
自衛隊内あるいは防衛省の責任者を処罰して、以後同様の行為をさせないことを堅く約束する。
さもなければ、文書が真正でない(自衛隊作成のものでない)ことを断言すること。(それがウソだったら、あとで問題になるであろう)

「真偽がさだかでないから」とか、「法の定める範囲でなら正当」のように仮定的話法で曖昧にするのではなく、自衛隊はこういうことをやってはいけないんだということを明確に国民の前に言い切ることが必要なのである。

各政党の行動も注視しよう。誰が果敢に追及し、誰が曖昧に事を収束させようとするのか、誰が何も言わず沈黙を決め込むのか。


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at 22:01, 主義者Y, 有事立法

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「敵基地攻撃」論の急展開

防衛庁長官、外務大臣、官房長官・・・与党幹事長に至っては「法整備」

まるで口裏を合わせたかのように「敵基地攻撃」論が、堰を切ってあふれ出てきた。ここまで出揃うと、世論の反応を見るための観測気球発言どころではない。異常としか言いようが無い。

先制攻撃の能力を持つことは、アメリカやイスラエルのような国になることである。私たちは軍事情報を管理する政府を信頼して、先制攻撃の「結果」を知らされるに過ぎない。ミサイルが発射される瞬間を知りようがないし、ミサイルが実際に飛来してくるまでの間に一般国民は議論はできないからだ。

それで、私たちの政府は信頼に値する政府なのか。
イラク侵攻を始める口実になった「大量破壊兵器」は見つかった?
それが嘘であったとか、過ちであったとか、誰も責任を問われない。
もはや、そんなことはどうでもよくなったのか?
つまり、同じ手口を何度でも使えるということだ。
戦争はまだ続いている。ゲリラ戦闘を「テロ」と言いくるめられて。
陸上自衛隊の撤退取材すら「安全」のため、目隠しされている。
航空自衛隊が米軍の武器・兵員を空輸しているかどうかは問うてはならない。
軍事については政府を信頼するしかないのだ。
それが嘘であっても。

9・11でアメリカ人の多くが恐怖に陥った。安心して暮らせるはずの本土が攻撃に晒された。戦争で死ぬ人間は「ニュース」の向こう側であるべきなのに、自分たちが死ぬ可能性が出てきたからだ。

日本に住む私たちも、アメリカ人の恐怖に近づこうとしている。
アフガニスタンで、今でも人間が殺されていることは知ったことではないし、そこが世界のどこにあるか知らなくても、自分の上にミサイルが降って来るのは困る。

「自分たちの上に爆弾が落ちて来るかもれない」
 よりは
「彼らが死ぬ」 ほうが安心・安全だ。

敵基地攻撃論は抑止論ではなく、先制攻撃論に結果していくだろう。それが私たちの目にしている現在である。「対テロ戦争」の現実である。


at 21:58, 主義者Y, 有事立法

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