日本国憲法第12条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。
陸軍刑法
第35条
司令官外国二対シ故ナク戦闘ヲ開始シタルトキハ死刑二処ス
第37条
司令官権外ノ事二於テ已ムコトヲ得サル理由ナクシテ擅二軍隊ヲ進退シタルトキハ死刑又ハ無期若ハ7年以上ノ禁錮二処ス
第38条
命令ヲ待タス故ナク戦闘ヲ為シタル者ハ死刑又ハ無期若ハ7年以上ノ禁錮二処ス
第39条
本章ノ未遂罪ハ之ヲ罰ス
序章 邂逅と永遠の別れ―奥天使のたぎる情熱
第1章 最悪の出発
第2章 「ヒゲの隊長」の真実
第3章 「佐藤商会」の戦い
第4章 部族長の交渉術
第5章 日本の歴史が築いたもの
第6章 現場の集団的自衛権
第7章 世界に燦然と輝く国
昭和20年に帝国陸軍は解散したが、陸軍将校の使命観と陸上自衛隊幹部の使命観とは、陸上防衛の重大性の認識を基盤として、何ら変わるものではない。将来、憲法が改正されれば、陸上自衛隊は新しい陸軍となろう。たとえ世代は相違していても、その新陸軍の将校が旧陸軍のよき伝統や精神的遺産を継承するのに、最もふさわしい存在であることは疑いのないところである。
「自衛隊とオランダ軍が近くの地域で活動していたら、何らかの対応をやらなかったら、自衛隊に対する批判というものは、ものすごく出ると思います」(元イラク先遣隊長 佐藤正久・参院議員)
佐藤氏は、もしオランダ軍が攻撃を受ければ、「情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれる」という状況を作り出すことで、憲法に違反しない形で警護するつもりだったといいます。
「巻き込まれない限りは正当防衛・緊急避難の状況は作れませんから。目の前で苦しんでいる仲間がいる。普通に考えて手をさしのべるべきだという時は(警護に)行ったと思うんですけどね。その代わり、日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと」(元イラク先遣隊長 佐藤正久・参院議員)
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