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受験した生徒の人数を知ってどうする?

なにやら「奇怪な調査」シリーズになりそうだが

早大が不起立問題出題、都教委は受験者数を調査
(前略)
問題は同学部の受験科目のうち、「政治・経済」で出題された。「起立しない教員を処分するという強権的な姿勢が目立っている。やはり、教育には強制はふさわしくない」などとする問題文を読ませた上で、懲戒処分権者を選択させる設問などがあった。

 これを受け、都教委は17日に約30の都立の進学校に、同学部の受験者数と政治・経済の選択者数を回答するよう電話で依頼した。

 都教委は「問題を見た受験生や保護者が都教委の見解を求めてくる可能性があるので、受験者数を把握した方がいいと判断した」と説明。そのうえで、「問題自体に明らかな誤りがあるわけではないので早大側に問い合わせをするつもりはない」としている。

「問題を見た受験生や保護者が都教委の見解を求めてくる可能性があるので、受験者数を把握した方がいいと判断した」

どこの高校の受験生が何人とか、そういう数字で「都教委の見解」の説明のし方が変わってくるのだろうか?なんとも奇怪な言い草である。早大の入試問題が怪しからん、と言うつもりもないらしい(さすがにそこまで言えないか)。

世の中には日の丸・君が代強制に対する異論もあるんだという、「多様な価値観」の現実からなるべく高校生を遠ざけておきたいのだろうか?様々な意見や思想の存在から、高校生を隔離できると本気で考えているのだろうか?

起立・斉唱が学校教員の義務であるという見解に反する受験問題に遭遇した「受験生や保護者」が動揺あるいは憤慨でもして、教育委員会に問い合わせてくるとか?「あの早大の問題に対して都教委として抗議すべきではないか」というクレームが来るとか・・・心配しているのだろうか?

謎は尽きない

まあ、ばい菌問題に感染した高校生の多そうな卒業式に、監視要員を派遣する采配のためなら納得はいく。でも、それでどうする?不起立が多かったら「指導」でも強化するのだろうか?不見識な問題を出題しそうな大学は受験させるな、とか?

やっぱり謎は尽きない



・・・「過激派」監視の仕事が少なくなっちゃって、市民運動のデモ集会監視に大挙して集う公安警察みたいなものか?

at 19:32, 主義者Y, 日の丸君が代

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「歌う」ことを命令してよいのか

この間、母親が入院・退院したり、自分が歯を3本抜いたりなどしてブログを放置していた。
今日は「沈黙を破る」の上映会から帰ってきた。
今夜も遅いので一言しか書けないが、

3・26 根津さん・河原井さんの2006年事件裁判 判決

いろんな角度から議論はできる。ただ、私がもっとも根源的におかしいと思うのは、

「歌う」ことを命令してよいのか

ということだ。
ちょっと古い話だが、映画「パッチギ!」のなかで大友康平演じるディレクターが
どんな理由があろうとな
歌ったらあかん歌なんか、あるわけないんだ!

この銀河系のどこ探してもな
天体望遠鏡で見回してもな
そんなものはどこにもないんだ!

と啖呵を切るシーンがある。私がいたく深く感動したセリフである。

歌 とはそもそも「禁止」されるべきものではないのだ。
そしてその裏返しで、「歌ってはいけない」歌がありえないように
「歌わなければいけない」歌なんていうのも、あってはならない。

ひとが喜怒哀楽の感情をもつことを「禁止」したり「命令」したりできるか?
ところがこの判決は、それを「命令」しようとしている。
歌を口ずさむということは、内面の感情の惹起と分かちがたく結びついている。

こういうことには、音楽系アーチストこそが敏感に反応しなければいけないのではないのか?
「歌を歌わなければいけない」なんて倒錯した世迷言を法律家に言わせてしまってよいのか?
これは私たちすべてにかかってくる問題である。

at 00:53, 主義者Y, 日の丸君が代

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君が代伴奏命令

君が代伴奏命令は合憲、教諭の上告棄却…最高裁初判断




歌を命令したり禁止したりするのは人間に対する冒涜である。





(追記)大切なことを忘れていた。
我々は、この判決を忘れないでおこう。そして、最高裁判所裁判官国民審査の際は、藤田宙靖(ときやす)裁判官以外は、全員に×をデッカクつけてやろうじゃないか。
『反米嫌日戦線「狼」(一輝まんだら)』より


at 08:54, 主義者Y, 日の丸君が代

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都教委への緊急要請賛同署名,28日正午まで

とりあえず転載です↓

★自由の風MN:緊急版★ 【転送歓迎】
★締め切り:9月28日(木)正午

どうぞよろしくお願いいたします。
呼びかけ人一同

*********

みなさまへ 

<都教委への緊急要請賛同署名のお願いです>転送歓迎
   賛同署名の集約先→youseishomeiアットマークyahoo.co.jp

 21日の東京地裁判決、原告・弁護団・支援者の皆さんのがんばりが生んだ勝利だったと思います。
 しかし、都知事や教育長は間髪をいれずに「控訴する」と明言し、マスコミもそれを大きく流すような傾向が生じています。

 ここは、世論が都・都教委を包囲していること、東京地裁の判決がきわめて当然のものであることを広く示していかなくてはなりません。
 今週中に、私たち市民の声を届けたく、下のような要請書を用意しました。賛同署名をつけて都教委に提出したいと考えています。
 この要請書にご賛同いただき、ご署名をいただければ幸いです。
 ご賛同いただけます場合は下記のアドレスまで、

ご賛同いただけます場合は次のアドレスまで、下記3行をコピー貼り付けして
必要事項を記入返信ください。
(機械的に読み取りますので、このままコピー貼り付けしてください)
なお肩書きは、所属、居住市区、ご職業など何でも、またなくても結構です。

-----------------------------------------------------
1氏名:         
2ふりがな:     
3肩書き:
-----------------------------------------------------
送り先⇒  youseishomeiアットマークyahoo.co.jp

なお、集約期限は9月28日(木)正午とさせていただきます。


賛同呼びかけ人

太田淑子 (君が代強制「解雇裁判」原告)
大山早苗 (子どもと教科書を考え府中の会)
岡 史明 (闘うシンガー・ソングライター)
沖野章子 (子どもと教科書全国ネット21)
記田和子 (杉並の教育を考えるみんなの会)
楠典子  (学校に自由の風を!ネットワーク)
楠正昭  (学校に自由の風を!ネットワーク)
洪美珍  (「こころとからだの学習」裁判支援全国連)
小島昌夫 (元女子美術大学教授)
近藤徹   (「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める
                       被処分者の会事務局長)
近藤光男 (被解雇者の会)
柴田 章   (東京・教育の自由裁判をすすめる会)
荘司美子  (学校に自由の風を!ネットワーク)
鈴木加代子 (教育基本法「改正」反対市民連絡会)
鈴木国夫  (学校に自由の風を!ネットワーク)
醍醐 聰   (東京大学)
谷森櫻子  (「こころとからだの学習」裁判支援全国連)
寺島やえ  ( 元私立高校教員)
東本久子  (教育基本法「改正」反対市民連絡会)
西村恵子  (学校に自由の風を!ネットワーク)
平野時英  (生かそう教育基本法!子どもと教育を守る
                              世田谷の会)
古荘斗糸子 (うちなんちゅの怒りとともに!三多摩市民の会)
古荘暉 (原告)
星野直之  (被処分者の会)
松井奈穂  (図工教師)
松尾ゆり (都立高校保護者)
丸浜江里子 ( 学校に自由の風を!ネットワーク)
山本直美  (杉並の教育を考えるみんなの会)
わしお由紀太 (とめよう戦争・日野市民の会)
 
*********【以下要請文】

2006年9月  日

東京都教育委員会

教育長 中村正彦殿


要 請 書

「日本人なら日の丸・君が代に敬意を表すのは当然」「国旗・国歌なんだから尊重するのは当たり前」・・・そんな言葉が独り歩きし、日の丸・君が代、国旗・国歌に対するそれぞれの思いや意見を自由に口にすることすらはばかられるような雰囲気が作られていることに、私たちは大きな危惧をいだいてきました。また、そんな今の状況は、かつて国の中枢にいる人たちが「バスに乗り遅れるな」を合言葉に開戦派に同調し、アジア太平洋戦争に突入していった時代を思い出させるような状態であるとも感じています。法や通達などで人の心を縛ることが、どんな結果を導くか、日本の歴史は雄弁に語っていることを忘れてはいけません。

 そんな中で、9月21日に東京地裁で出された判決は、そんな過ちを繰り返してはいけないことを、今あらためて明確にしています。また、判決は思想・良心の自由は、決してだれも侵害してはいけないことをはっきりと示し、東京都教育委員会の2003年10月23日付通達の違憲・違法性を認定しましたが、これは憲法や国際的な常識に照らしてみても、至極当然のことです。

 判決を待つまでもなく、処罰してまで起立を強制し、君が代を歌えと言うこと、さらにそれを生徒に教えるよう強いることは、教職員の思想・良心の自由を侵害し不当な支配になるだけでなく、教職員や生徒、保護者の人権を侵害することです。

 都教育委員会がこの判決に従わず控訴し、こんどは自らが原告(控訴人)の立場になって争いを続けることは、都教育委員会に対する都民の信頼をさらに損なうことになるでしょう。子どもたちの将来を真剣に考えなくてはならないはずの都教育委員会が、多大な時間と労力、そして税金を使って裁判を続けることは、都民にとっても大きな損失です。

 東京地裁の判決を真摯に受けとめ控訴しないこと、また判決に従い教職員の処分や日の丸・君が代の強制をやめ、2003年10月23日付通達をただちに撤回することを、強く要請いたします。

以上

at 19:46, 主義者Y, 日の丸君が代

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君が代不起立の来賓を調査する教育委員会

毎日毎日狂ったニュースが続く。

不起立に「煮えくり返る」 君が代斉唱で戸田市教育長(共同通信)
君が代不起立、来賓を調査 埼玉・戸田市教委(朝日新聞)

「たわごと手帳」にもメモしていたのだが、冗談ではなくホントに、起立しなかった来賓の調査にのりだしたようだ。
市議会の問答は「学校の式典で国歌斉唱の際に起立しない保護者や来賓について教育委員会としてどのように指導してきたかお伺いします」という発言で始まっている。来賓もあるいは保護者すらも教育委員会によって指導されるべき存在なのだ。
いよいよもってこの国には、他人の生き方を規律づけたがる「ケシカラン主義者」が跋扈しはじめているらしい。





at 20:43, 主義者Y, 日の丸君が代

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なぜ起立・斉唱したくないのか〜日の丸、君が代〜

今日はエントリーをお休みしようかなと思ったら、標記の題で書き始めてしまった。

よく見に行くPPFVさんのブログで「日の丸、君が代をタブー視しない?」という記事を読んでしまったためだ(笑)
PPFVさんは、自分のところに送られてきたTB記事の内容を批判するかたちで紹介されているが、私もまったく同意だ。元記事の主のところまで出かけていって難癖コメントをつけてくるのは好きではないので、私も自分のところで自分の考えを述べようと思う。
続きを読む >>

at 19:14, 主義者Y, 日の丸君が代

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