ハンセン病 検証会議が最終報告 隔離政策の真相解明(3月2日毎日新聞)
隔離政策に対する国の責任を認めた熊本地裁判決が出たのは2001年5月11日。そのとき私はハンセン病について特段の知識も関心もなかった。
国の控訴断念を求めて首相官邸前で抗議行動する人々(5月21日)を、たまたまテレビのニュースで見た。訴える人々の必死の表情を見た。
わずかな間の映像に過ぎなかったが、心に刺さるものがあった。「抗議行動」なんて自分にとっては珍しい光景ではなかったが、そこに集っていた人々の表情は必死だった。
わけがわからないけど、ほっておいてはいけない気がした。