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イムジン閣の風景

イムジン(臨津)閣は、韓国の一般民間人が行ける「民統線」の際にあります。
南北の軍事休戦ラインをはさんでそれぞれ2キロが「非武装地帯」(非武装といっても戦車や大砲を置かないだけで、それぞれの兵士は銃器などの軽火器を携行しています)になり、さらにそれから南へ数キロの距離が「民統線」のエリアとなります。これより北側には軍人以外の人間は自由に出入りが出来ません。
ここイムジン閣に、ソウルとピョンヤンを結ぶ鉄路の途中の駅があります。もうひとつ向こう側に「都羅山」駅がありますが、ここに行くには民統線を越える手続きが必要で、さらには「安保ツアー」の申し込みをしないと駅舎の外には出られません。日本人など外国人は板門店ツアーなどを利用すれば、たいがいイムジン閣にも都羅山にも行くことが出来ます。


 

イムジン閣の展望台から北側を臨む。真ん中に見えるのは朝鮮戦争時に捕虜が送還されてきた「自由の橋」。



途切れた線路。鉄柵の向こうにはイムジン江が流れており、コンクリートの橋桁のみが残っています。
左隣には再建された鉄路が北朝鮮側にまで続いています。線路自体はつながっていますが、2007年に一度だけ軍事境界線を越えて列車が往来したそうです。



同じ場所からふりかえって南側を見る。ときどき汽笛の音声が流れて、物悲しい気分になります。



いろんな人の思いが短冊になってぶらさがっています。



現場でこういう写真を見ると、本当に胸が塞がるような哀しみを覚えます。
今回の旅では板門店にも南侵トンネルにも行ったけど、思いがけなくここでの風景がいちばん心に染みました。



「自由の橋」の行き止まり。ここから先へは行けません。

at 21:46, 主義者Y, 北朝鮮

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高校無償化から朝鮮高校を除外するべきではない

 日本社会で生きていくための教育を受けている高校生を除外するのは、おかしくないでしょうか。
実質的に日本の大学で学べる程度の学力を身につけるカリキュラムがあるのなら、それを「高校」と同じに見立ててもいいではないですか。

そのほかに余計なことを教えている、怪しからんことを刷り込んでいる、といった議論は枝葉です。
日本社会で生きていける、日本で働くことのできる、上級の教育機関で学ぶことのできる、そういう教育を受けられるのかどうか、のみがメルクマールです。

民族教育のできる教育基本法1条校が普通にあるべき(僅かに認められた事例はあるようです)でしょうが、そういう選択をできない少数民族生徒に、更なる一方的な不利益と屈辱感を押しつけるものです。

以上

at 20:56, 主義者Y, 北朝鮮

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民族舞踊の公演もしてはいけないのか

朝鮮舞踊の会場使用取り消し=「市民の安全」理由に−岡山・倉敷市

朝鮮民族舞踊の公演に抗議する投書や電話が寄せられて、倉敷市は市民会館の使用許可を取り消したという。
まるで総力戦下にあって敵性文化の排斥にまで突き進んでいるようだ。ファナティックな憎悪はこうまで理性を踏み外すのだろうか。敵性語の「ストライク」を「よし」に変えた戦争中の野球のように。

核実験への抗議と民族舞踊に何の関係がある?
朝鮮民族はこの地球上に存在してはならないとでも言うのか。

こういう筋違いの抗議をしてくる連中の愚劣さは言外であるが、市の対応も非常に情けない。率先して暴力と脅迫に屈するのか。ならず者の意を迎えて、公共空間を利用する市民の権利を奪うのか。やっかいな事件を避けるためなら市民の権利や自由を制限しても良しとする、腐った官僚根性である。
理不尽な怒号に易々と市民的権利を売り渡す役人は、誰でもアドルフ・アイヒマンになり得る。

全体主義というのは、いつか来る話ではない。ここに、あるのだ。
「安全・安心」のためなら自由を制限してもかまわない、という風潮になりつつある。「小さいこと」だとして見過ごしてはならない。こういう事態は今や、私たちの住むどの市町村でも充分に起こり得ることだからだ。


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at 20:01, 主義者Y, 北朝鮮

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臨検〜戦争への危険

臨検を拒否し、警告を無視して逃走する北朝鮮船舶に対しては、こちら側から銃砲撃してもかまわないという風潮になっていきはすまいか。
あるいは相手方からの攻撃に対する応戦がエスカレートする可能性も高い。
最後のカードを切ってしまった北朝鮮側は、「戦争しながらの交渉」を望んでいるようにすら思える。

「大量破壊兵器」の運搬・拡散を未然に防ぐためであれば軍事力の行使は許されるという論理。私たちはこの「誘惑」に抗しきれるかどうかの瀬戸際に立っている。
核兵器が自分の頭の上に降って来る不安を払拭するため、死の危険は海上保安庁の職員と北朝鮮の人間だけが負えばいい。安楽な茶の間でテレビを見ている圧倒的多数の主権者が、そう考えてもおかしくはない。イラク戦争のさいにも、その予行演習は済んでいる。

いま、ここの、自分の安楽な生活が破壊されかねない不安をなくすためならば、自分の家族や友人のいない国土でいくら人間が殺されようとも知ったことではないのだ。


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at 08:26, 主義者Y, 北朝鮮

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人民にもコメを与えよ

「先軍政治のおかげで人民は飢え死にする。軍人だけに与えないで、人民にもコメを与えよ」

咸鏡南道の端川という町に現れた「先軍政治」批判の貼り紙。北朝鮮について考えるときによく覗かせていただいている「朝鮮民主主義研究センター」で知った。
2005年1月にも会寧で金正日体制打倒を呼びかけるビラが出たという報道はあった。(『北朝鮮に反体制ビラ』2005年1月19日エントリー)このあとの継続的な動きが見られなかったので、このときの反体制ビラについてはゲリラ的な宣伝に過ぎなかったように思える。だが、今回はすこし違うようだ。

 〔圈垢靴だ治的檄文ではなく、住民の切迫した生存要求が盛り込まれている
 ⊃佑留来が激しい端川駅の近くの農民市場に張り出された
 E修蟷罎鬚瓩阿辰峠嗣韻意見の交換を行い、内容に同感を示している者もいる

北朝鮮の「端川張り紙闘争」−以前とはっきり変わった(コリア国際研究所)

核の連鎖反応ではなく、人間の連鎖反応に期待したい。それは時に暴虐な権力者の予想を超えるものである。


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at 21:23, 主義者Y, 北朝鮮

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北朝鮮 自滅への道

愚かさもここに極まれリ。
運搬手段(ミサイル)の高度化と、(弾頭搭載可能な)小型化の成功まで、
ブッシュ帝国が黙って見ているとでも思うのか?
南北の民衆を破滅の道連れにするつもりなのか?

「戦争抑止力の雷鳴とどろかす」=北朝鮮紙が叙事詩掲載(10月9日:時事通信)

「今後、世界は再び知ることになる。われわれの知識、頭脳がどのようにしてごう慢な敵を戦慄(せんりつ)させる戦争抑止力の雷鳴をとどろかすのかを」
「将来、世界は見ることになる。(人工衛星の)『光明星1号』が2号、3号の爆音へとつながって全世界を震撼(しんかん)させるのかを」

この唾棄すべき「詩」
恐怖を弄び、威嚇に悦びを見出す醜悪な精神

北の民衆よ 労働党の党員よ 人民軍の兵士よ
解放「される」のではなく、自らを解放せよ
自らの命を守るために、愚昧な指導者を放逐せよ



at 22:00, 主義者Y, 北朝鮮

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ミサイル発射で何が変わるのか

今回のミサイル発射について、北朝鮮の思惑が様々取り沙汰されている。
テポドンの試射が成功だったのか失敗だったのか、落下地点が意図した結果だったのか否か、「7」発という数が威嚇効果を狙ったものなのか複数の部隊訓練のためのものだったのか、など。
金正日と軍部の不一致な意思を指摘する説もある。
情報が錯綜しているなかでは、いろんな「意見」に引っ張られやすい。私は、判らない事は判らない事としておく。とりあえずは当事者が認めた「事実」を核に、そこから考えるクセをつけている。それが意図して権力側が混入させているかもしれない情報操作から免れる、ひとつの安全策と思うからだ。
そして今回、北朝鮮政府は誇らしくもミサイル実験の成功を宣した。
これは明らかに平和を願う者に対する脅迫である。
日本海上を航行・飛行する船舶・航空機への危険を一顧だにしない姿勢からしても許せるものではない。

私は政府の人間でもないし政党を代表する立場でもないから、その意味では無責任に発言できる。金正日政権は打倒されるべきである。
それはまずもって、北朝鮮民衆の生命と生活の破壊のうえに成り立つ政権だからだ。彼の地にあっては温和な政権交代はあり得ない。もしも権力が交代するとしたら、それは激烈な実力闘争を伴うものになろう。それが独裁者と軍部の亀裂に端を発するのか、労働党内に対抗グループが形成されて奪権闘争が行われるのか、あるいは全く想像もできないようなカタストロフィ状況のなかで体制の崩壊が捲き起こるのか、私にはさっぱり予測はつかない。しかし「内政干渉」という語には拘泥せずに、その可能性を伺おうとするだろう。
北朝鮮について書くのは久方ぶりなので、ここに再度私の基本的立場を宣明しておく。数少ないが「北朝鮮」というカテゴリーでまとめてあるので、そちらも参照していただくとありがたい。

そのことを確認したうえで、ではどうするのか。
強い経済制裁を発動すべきなのか、その実効性も含めて、私は正直に言えば自信をもって断言できない。これはいろいろな人の意見を参照するよりほかはない。以前のエントリーでも言及したことはあるが迷いがある。
ミサイル防衛システムの導入に関する議論もある。米軍の装備・運用するもの(新型パトリオット)には日本側が口を出せないことや、軍備に多大な財政を投入すること自体、また集団的自衛にも連関していく(Xバンドレーダーなど・・・米本土への弾道ミサイル補足)ことを思うと、私は否定的ではあるが。
政権「打倒」という願いは持っていても、ブッシュ流の先制攻撃論にはもちろん与しない。反面で言えば、イラク侵攻で見せたアメリカの果断な政策が北朝鮮当局を恐怖に追いやっている。
いまは私の内側でうまく整理できていないが、ロシアと中国が金正日政権を援助しない国際環境にしていかないと、どうにもならないと思う。

国民保護計画が発動される日
国民保護計画が発動される日
上原 公子, 田中 隆, 平 和元, 戦争非協力自治体づくり研究会, 自由法曹団東京支部

ミサイル発射が安倍氏のような強硬右派を勢いづかせていることは確かであるが、私として気になっているのは現在全国の市町村で策定にかかっている「国民保護計画」である。今回の事件は、確実に日本社会を不安に陥れている。この不安が、まさに現在進行の同計画策定を促進させていくことは明らかに見て取れる。都道府県レベルでは平成17年度中に既に、計画の策定は終わっている。じっさいに日本海側の福井県や秋田県では今回のミサイル発射に対して、同計画に準じた国民保護法の発動前の対応策をはじめて活用した。リベラルや左派の立場で頑張っている人々には、このことへの注視・対抗行動を呼びかけたいと思う。いま、まさに平成18年度中を目途として、全国約1800の市町村が、一部は自衛隊員を(各市町村の『国民保護協議会』メンバーとして)迎え入れながら、「戦時動員」体制へ結果していく同計画を完成させようとしているのだ。自分の住んでいる市町村がどうなのか注目してほしい。これは私たちの日常に「軍事」が入ってくることを意味する。

国民保護計画への批判は稿を改めたい。

地域からの戦争動員―「国民保護」体制がやってきた
地域からの戦争動員―「国民保護」体制がやってきた
東京都国民ホゴ条例を問う連絡会


at 21:39, 主義者Y, 北朝鮮

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北朝鮮に反体制ビラ 


北朝鮮国内で体制打倒を呼びかけるビラや、声明を読み上げる映像が入手されたと報じられました。

「自由青年同志会」と名乗る組織が、どれだけの実体と影響力を持っているのかはわかりません。
北朝鮮のような全体主義社会では、反体制の公然活動はできません。抵抗はビラや落書きなど、危険性のもっとも低い匿名の意思表示の広がりから始まります。これを目にすることによって抑圧に苦しむ民衆は、自分と同じ意思の存在を知り、孤立感やあきらめの気分から一歩前に出る可能性を手にします。官憲はもちろん「犯人」の捜査・逮捕に血道をあげます。その意思表示の規模が、官憲の対応能力を超えるほど拡大するときが、重要な節目になるでしょう。抑圧する側も一様ではなく、抵抗運動に同情的、寛容な部分も生成する可能性はあります。抵抗の意思表示の広がりは、体制の恩恵への距離(地方と都市・首都など)によって、地域的な濃淡があるかもしれません。
また、抵抗運動の広がりは、目に見える組織が活動しているかどうか、によって測られます。公然化が可能な段階までは構成メンバーも秘匿されているので、当初は組織の名前だけが流布されるという段階を経るでしょう。複数の組織が連絡をとりながら統一の名称を名のるというステップは急速に進み、体制の打倒・崩壊を望む人々の間にその存在が浸透していきます。この段階では、国外へもその情報は知られるようになると思います。
この「組織」は、党や行政に属す人間を中核に含む必要があります。組織活動の技術的要は、連絡・交通手段が活用できるかどうかです。北朝鮮のような極度にインフラの貧しい環境では、効果的かつ充分な規模の連絡・交通手段を確保するためには、党や行政の人間が助力しないと難しい。軍がどうなるかはわかりません。軍自体に亀裂が入らないと、流血の危険が増大します。気になるところです。

・・・と少し、私なりの抵抗運動のイメージを描いてみましたがどうでしょうか?
私たち日本市民ができること、日本国政府が為すべきことも、少しずつ考えていこうと思います。

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at 17:16, 主義者Y, 北朝鮮

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金正日体制の崩壊のために その3

経済制裁発動は宣戦布告とみなす=北朝鮮外務省

北朝鮮政府の言動に怒ることは、排外主義を煽ることになるのであろうか。
そうした怖れが、人権・平和を重んじる人々の言説を縛ってきたのではないか。私の内側にも、そうした懸念がなくはない。
だが・・・
怒りの言葉を発することは、暴力の発動をそのまま促すことではない。私たちの国の民衆は、そんなにも愚かではない、と私は思う。
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at 21:35, 主義者Y, 北朝鮮

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金正日体制崩壊のために その2

自民党拉致対策本部が提案している経済制裁の5段階

「第1段階」食糧や医療支援などの人道支援を凍結・延期
「第2段階」日本から北朝鮮への手荷物や物資、送金に報告義務を課す
「第3段階」貿易や送金の部分停止
「第4段階」貿易送金を全面停止、万景峰号など特定船舶の入港禁止
「第5段階」全ての船舶の入港禁止、日朝間の流れを完全に遮断する

北朝鮮への「圧力」の具体論として、とりあえず見えるのは上の5段階経済制裁論だ。残念ながら左派の論調のなかで、整理された対策論はなかなか見当たらない。
経済制裁をめぐっての難問は、それが金正日政権への打撃だけでなく、その下であえぐ北朝鮮市民を巻き添えにして苦しめる可能性があるということである。フセイン政権のイラクへの経済封鎖が、(第二次イラク戦争以前に)いかに多くの人命を失わせたか忘れてはなるまい。その意味で「人道支援」や個人の送金などは一概に停止していいものかどうか、悩むところである。
とはいえ金正日政権の延命は、それだけ北朝鮮民衆の生命と生活を破壊することになる。
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at 13:41, 主義者Y, 北朝鮮

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